研修で終わらせず、
部署ごとの業務をAIに任せ始めた。
注文住宅やグループホームの建設を中心に事業を広げている会社です。全社向けのAI活用研修を重ね、そのあと部署ごとの「AI相談枠」で、社員が自分の業務をAIに任せる取り組みを進めています。

- 全社向けAI活用研修のシリーズ(3回実施済み)
- 全4回
- 自動化した毎月の請求書処理(経理)
- 約30件
- 部署ごとのAI相談枠で伴走中の業務
- 3テーマ
事例の概要
- 業種
- 住宅建設(注文住宅・リフォーム・グループホームなど)
- 対象
- 全社員向けのAI活用研修と、経理・リフォーム・発注業務の担当者
- 期間
- 2026年から(研修は全4回。AI相談枠は2026年10月〜12月)
- 使ったもの
- Claude Code、Googleフォームと GAS(事前質問・アンケート)、定期実行の仕組み
Before / After
導入前と導入後
BEFORE
AFTER※写真はイメージです
研修の題材
研修の前に、受講者の困りごとを集める仕組みがなかった。
事前質問フォームで困りごとを集め、その答えに沿って実演する研修にした。
研修のあと
研修で学んだことを自分の業務にどう使うかは、各自に任されていた。
部署ごとの「AI相談枠」を設け、担当者の実際の業務を題材に一緒に仕組みをつくる形にした。
経理の請求書
毎月1日に届く約30件の請求書を、手作業で処理していた(ファイル名の付け替えや集計を含む)。
毎月1日に自動で動く仕組みにし、ファイル名の付け替えと集計までAIが行うようになった。
見積と現場報告予定
リフォームの見積や現場報告の作成を、担当者が一から行っていた。
AIでたたき台をつくる仕組みを、担当者と一緒に12月までに整える。
社内の基準予定
社員がAIをどこまで使えればよいかの基準がなかった。
社内向けのAIリテラシー認定の仕組みを整える。
Challenge
研修を受けても、自分の業務につなげるところで止まる
全社でAIを使っていく方針のもと、まずは研修で「AIで何ができるか」を知ってもらう必要がありました。ただ、研修を受けただけでは、自分の業務のどこにどう使えばよいかまでは決まりません。
そこで研修を一度きりにせず、受講者の困りごとを毎回集めて内容に反映し、研修のあとは部署ごとに業務を一緒にAI化する進め方にしました。
Process
進め方
事前に困りごとを集める
研修の前に、Googleフォームの事前質問を GAS で自動作成。受講者が日々の業務で困っていることを集め、研修の題材にしました。
実際の業務を題材に実演する
全社向けの研修で、集めた困りごとを題材に、AIで何ができるかをその場で実演しました。
アンケートで次回を組み立てる
事後アンケートと満足度アンケートもフォームで自動作成し、回答を次回の内容に反映しました。
部署ごとの相談枠で仕組みをつくる
経理・リフォーム・発注の担当者ごとに「AI相談枠」を設け、実際の業務を一緒にAIへ任せる仕組みをつくっています。
Result
研修を受けた社員が、自分の業務でAIを使い始めた
経理では、毎月1日に届く約30件の請求書の処理が、ファイル名の付け替えから集計まで自動で終わるようになりました。毎月の定期実行と、AIへの指示をまとめた手順(スキル)として残しています。
研修は全4回のうち3回を終え、回を重ねるごとに受講者の困りごとをもとに内容を組み立てています。
Next
これから
- 全4回の研修の最終回を行います。
- リフォームの見積・現場報告のたたき台づくりと、見積から発注書をつくる連携を、12月までに担当者と仕上げます。
- 社員がAIをどこまで使えればよいかを示す、社内向けの認定の仕組みを整えます。
- ※守秘義務のため、社名は匿名で掲載しています。
- ※進行中の事例のため、内容は2026年10月16日時点です。
- ※写真はイメージです(実際の現場・オフィスではありません)。
ほかの導入事例
写真はイメージです散らばっていた依頼と手作業を、AIとつないで一か所に。
電話・メール・Chatwork・LINEに散らばっていた依頼を、AIとタスク管理をつないで一か所に。手続き書類のPDFからの社名・対象者名の読み取りもAIで行えるようになりました。
- オンラインでの個別セットアップ
- 約2時間
- 依頼が散らばっていた連絡手段(電話・メール・Chatwork・LINE)
- 4つ
- つないだ道具(Claude Code・GAS・Todoist)
- 3つ
事例を詳しく読む
写真はイメージですヒアリングから構想を描き、補助金の交付決定まで伴走した。
92分のヒアリングから積算業務の課題を整理し、5つのモジュールからなる構想と事業計画をまとめました。DX補助金は申請どおりに交付が決まり、開発に進んでいます。
- 積算業務のヒアリング(録画をもとに分析)
- 92分
- 積算を兼務している営業担当
- 9名
- 構想したシステムのモジュール
- 5つ
事例を詳しく読む
写真はイメージです発注側に立って、EC統合と業務の見える化を進める。
一般向けと卸のシステムが別々で、在庫合わせやメール注文の入力を人が担っていた業務を棚卸し。Shopify移行では発注側に立って開発会社と調整し、約1万点の商品データをAIで点検しました。
- AIで点検した移行商品(価格・画像・SKU・重量)
- 約1万点
- Shopify操作の説明資料(AIとつなげる・自動化する章入り)
- 34ページ
- 用意した自動化の型(売上レポート・在庫通知ほか)
- 4つ
事例を詳しく読む