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コラム

プログラミングができなくても、Claude Codeで業務の道具を作れるのか

Claude Code は、日本語で頼むとAIがプログラムを書いて動かしてくれる道具です。プログラミングの経験がない人でも、何から始めればよいか、どこに気をつければよいかを、セミナーで実演してきた内容からまとめます。

毎週の無料セミナーでは、Claude Code を使った業務の自動化を何度も取り上げてきました。そのたびにいただくのが「プログラミングができなくても使えますか」という質問です。

答えは「作りたいものを日本語で説明できれば、使えます」です。ただし、いくつかコツがあります。

Claude Code とは

Claude Code は、Anthropic 社の AI「Claude」に、パソコンの中のファイルを読ませたり、プログラムを書いて動かしたりしてもらう道具です。

たとえば次のような頼み方ができます。

  • 「このフォルダにある請求書のPDFから、日付と金額を一覧表にして」
  • 「毎週の売上のExcelから、先週との差を出すグラフを作って」
  • 「問い合わせのメールを分類して、担当者ごとにまとめる仕組みを作って」

AIがプログラムを書き、動かし、うまくいかなければ自分で直します。人がやるのは、何を作りたいかを伝えることと、できたものを確かめることです。

最初の一歩のコツ

小さく始める

最初から「会社の業務をまるごと自動化」と頼むと、うまくいきません。まずは1つのファイルを、1つの形に変えるくらいの小さな作業から始めます。うまくいったら、少しずつ広げます。

「できあがりの例」を見せる

「いい感じの表にして」より、「この形の表にして」と見本を渡すほうが、ずっと正確に作ってくれます。手で作った完成形が1つあれば、それが一番の説明書になります。

本物のデータの前に、コピーで試す

AIはファイルを書き換えることもできます。最初は必ず、元のファイルのコピーで試しましょう。

気をつけたいこと

  • 社外秘の情報の扱い:会社としてどこまでの情報を扱ってよいか、先にルールを決めておきます。
  • 作ったものを誰が直すか:作った人しか直せない道具は、その人がいなくなると止まります。どう動いているかを、AIに説明書として書かせておくと安心です。
  • 確かめるのは人の仕事:AIの出した数字が合っているかは、最初の何回かは必ず人の目で確かめます。

まとめ

Claude Code は、プログラミングの経験がなくても、業務の道具を作れる心強い道具です。小さく始めて、見本を渡し、コピーで試す。この3つを守れば、最初の一歩はそれほど難しくありません。

社内でまとめて身につけたい場合は、AI社員研修のカリキュラム例にある「Claude Code活用講座」をご覧ください。毎週の無料セミナーでも、実際に動かしながらご紹介しています。

文:嶺本高志(デジタルレイバーズ代表)